〒399-5601 木曽郡上松町上松1704 ℡:0264-52-2072 FAX :52-4935 Eメール:rinsenji@nantakke.com

臨川寺TOPページ

          

寝覚の床

いにしえより中仙道随一の景勝地として知れ渡り、多くの歌人や画家が足跡を残しており また、謡曲(能の演目)寝覚によると、天界との門として扱われ、龍神・天女・医王仏(薬師如来様)が通られた 事になっております。
天界を竜宮城となぞらえ、浦島伝説も発生したのでしょうが、不思議な事に、最古の浦島太郎神社ある丹後半島より 御岳山を望む事が出来、目印にして来たのではないかと言う話があります。 丹後半島とこの地を結ぶ途中に琵琶湖があり琵琶湖のほとりに安曇川・筑摩神社などの地名が残っている 処をみると、松本平の安曇族伝承とからめて頻繁に往来があったものと思われます。
獅子岩と言われる真ん中のストーンホールは直径15mあり日本では最大級のものです。一枚岩の花崗岩を 自然の力だけでくりぬいて川筋がどのようにしてできたのかは未だに不明です。

謡曲寝覚のあらすじ

信濃国・木曽郡の寝覚の床に三帰(みかえり)の翁という老人がいて、 長寿の仙薬を与えるという話を醍醐天皇がお聞きになり、直ぐさま見て参れとの 宣旨が下り、勅使が現地に急ぎます。
寝覚の床に到着した勅使の前に柴を背負った老人が男を伴って 現れたので、三帰の翁の住まいはどこかと尋ねると、老人が答えるには、三帰の翁は 特に住処を決めてないが、やがてこの寝覚めの床に来るであろうからここで待つがよろしいと。 勅使がなおも寝覚の床の由来を尋ねると、老人は地名の由来や三帰の翁の素性などを 語っていたが、私こそその三帰の翁です、夜になったら再度現れて舞楽の舞をお見せし、 仙薬も差し上げましょう、と言ったかと思うと岩陰に姿を消してしまいました。
やがて夜更けとなった頃、天女が二人現れて舞を舞い始めます。そのうちに 三帰の翁も登場し「私は医王仏(薬師如来の化身)で、世に無病息災を施すために三帰の翁 となって出現したのです」と名のり、天女とともに舞を舞います。 舞楽の舞いも夜更けに及んだ頃、川波が激しく立ったかと思うと水中から二匹の竜神が姿を現し、 仙薬の壺を三帰の翁に手渡します。翁は喜んで勅使のために更に舞を舞っていたが、 夜が明ける頃になって仙薬の壺を勅使に手渡すと、龍神とともに明け方の空に飛び去ってしまいました。

臨川寺TOPページ

臨川寺境内弁天堂三徳稲荷ページ

臨川寺寝覚の床謡曲寝覚TOPページ

〒399-5601 木曽郡上松町上松1704 ℡:0264-52-2072 FAX :52-4935 Eメール:rinsenji@nantakke.com